妙智會

妙智會

タイトル妙智會
団体名妙智會教団
所在地東京都渋谷区
創刊年1950年
種別月刊紙(第三種郵便物)

【主な内容構成】

 妙智會教団は1950年10月12日に霊友会から分派して開教された。法華経による先祖供養を中心に先祖供養、忍善、懺悔、感謝を教義の四本柱として日常の重要な実践項目としている。1952年6月に宗教法人として認証された。
 『妙智會』は開教の翌月8日に会員向けの会報『妙智』として創刊された。1952年26号までは毎月8日発行日の月刊で、4頁のタブロイド判であった。53年からは1日に発行日が変更され、現在も月刊でタブロイド判4頁の構成である。会長の誕生記念や教会の落慶式など大きな行事の際は6~8頁構成になる場合もある。64年2月の158号から会報名が『妙智會』(以下、会報と略す)に変更された。
 会報の1~2面には、創始者の宮本ミツ(1900~1984)の言葉や指導の内容、法話、主な教団行事などが占めている。宮本ミツの夫である宮本孝平が説いた「忍善」の教えが、妙智會教団の独自背独自性を示す精神的源泉であると見なされている。現在孝平は大恩師として、ミツは会主として慕われている。宮本ミツの没後、娘婿の2代目会長宮本丈靖が後継者となり、現在は宮本恵司法師が後を継いでいる。そのときどきのリーダーの教えが主に掲載される傾向である。
 第3~4面には会員の信仰体験談、月々の行事の予定発表や報告、各部の近況や活動内容、会長の対外活動や他教団や団体との交流、会議などのニュースの紹介が占めている。募金活動や「ありがとうインターナショナル」の海外での活動について掲載されている。また4面には会主の法話や教え、大恩師さまに学ぶというコーナーが掲載される時もある。会報のこうした記事構成は初期から現在まであまり変わっていない。
【李和珍】2024年11月

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