辯天宗

辯天宗

名称と所在地
データベース更新年 旧データベース(1998~2013年)からの引継ぎ
正式名称 辯天宗
よみがな べんてんしゅう
略称・通称
登記年 1952年
本部の所在地 〒567-0073 大阪府茨木市西穂積町7-41
聖地の名称と所在地
公式ホームページ http://www.bentenshu.or.jp/
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所在地 同上
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教団・団体の主な沿革
    辯天宗は、大辯才天女尊を御本尊と仰ぎ、その神代としての智辯尊女を宗祖とする宗教団体である。御本尊大辯才天女尊は、天地の始め、陰陽の根元として、宇宙万有の総祖神として、あらゆる神仏を統括する総体であられる。
    明治42年4月1日、ご本尊は、無福の衆生に大いなる恵みを与えるべく、尊女を現世にお遣わしになり、尊女の成長を待たれて後、昭和9年4月17日、尊女に「水の心を心とせよ 水の心のあるところ辯才天は常にそなたとともにあって現世苦業を滅するであろう」との天啓を授けられた。水の心とは、低きに流れる謙譲心、方円の器に従う素直な心、美醜全てを受け入れ包容する慈悲心、自ら汚れを浄める積極心等に表徴される真の心であり、御本尊の御心そのものの表象である。御本尊は、衆生がこのような水の心を心とするとき、あらゆる福徳を円満に成就せしめ給うのである。
    天啓を享けられた尊女は、大和五條の十輪寺において、神代として、数多の苦衆に御神示を与え、救いの道を示された。こうして御本尊の御威徳と尊女のお助けに歓喜した人々は、うちそろって尊女のもとに相集い、信仰の道に励むようになった。
    昭和26年末、御本尊より「これからは宗教としてあまねく一切を救え」との神示をいただかれた尊女は、立宗を決意され、翌昭和27年5月13日、所轄庁より「真言辯天宗」の認証を得て、26日の設立とともに自ら宗祖となられた。この立宗を機縁に、以後、宗勢は拡大の一途をたどることになった。昭和29年秋、十輪寺にほど近い大和五條の地に総本山如意寺が創建された後の11月7日、御本尊より「真の教えこを一切を救う法である 真の教えをもってみちびけ」との夢告を享けられた尊女は、「水のお諭し」を教理の大綱として示され、実践徳目として、以下に掲げる「宗祖五行のお諭し」を定められた。
    1.真心を常に忘るべからず
    1.慈悲愍みの心を養うべし
    1.善根功徳の行を積むべし
    1.感謝の誠を捧ぐべし
    1.不平不満を想うべからず
    さらに昭和39年春、大阪茨木の地に冥應寺が落慶し、やがて各地に信者組織が確立されると、尊女は自ら親教の御足を全国に記され、布教の大業を遂行された。爾来、信者のためわが身や家庭をも顧みず、夜もすがら救いの御手を差し伸べられて、幾多の悩める苦衆が救われることとなったのである。昭和42年2月15日、尊女は未来永劫にわたる苦衆救済を願いつつ、御本尊の御意思に従って永遠の世界に遷り給たが、この大事を迎えるも信者の信心は微動だにせず、なお一層御本尊の御威徳を信じ、「御遺告」を胸に刻み、「宗祖五行のお諭し」をはじめとする教理の実践に努めている。
    辯天宗では、水の心をわが心とし、それが定める法則に従って生きる「水の心の実践行」こそが幸福達成の基本であると捉え、尊女が悲願の「蓬莱世界」、すなわち「みんなが仲良く楽しく暮らせる家庭や社会」を現成することを主たる活動目標としている。
信者数
国内信者数
国外信者数
教団・団体の活動
活動の趣旨 辯天宗では、水の心をわが心とし、それが定める法則に従って生きる「水の心の実践行」こそが幸福達成の基本であると捉え、尊女が悲願の「蓬莱世界」、すなわち「みんなが仲良く楽しく暮らせる家庭や社会」を現成することを主たる活動目標としている。
家庭での信仰活動 朝・夕のお給仕及び『礼拝経』の読誦(「おつとめ」)、「信者訓戒」・「五行のお諭し」の実践。
教団施設での活動 本部若しくは教会の祭典、行事への参加。教理修得の場「お運び」受講。感謝祭への参拝。みちびき活動。その他婦人部・青年隊・少年隊育成活動。
参加・所属について
入会規程
入会金の有無 不要
会費の有無
退会規定の有無
教典およびそれに準ずるもの
宗祖尊女おことば集成 教典「水の章」 信者訓戒
崇拝対象
御本尊大辯才天女尊
年間の主な行事
行事名 月日
初詣、新年祭典 1月1日~3日
節分祭 2月3日
宗祖遷神祭 2月15日
宗祖生誕祭 4月1日
春季大祭 4月第2土・日曜日
秋季大祭 10月第1土・日曜日
夏祭奉納花火大会 8月8日
彼岸会 (春・秋)
七夕祭
うら盆会
十五童子祭
教団の刊行物
書籍
著者 書名 出版社 発行年
山岡荘八 『生命の水』 ダイニチ出版K.K 1965年
大森慈祥・保子 『宗祖(はは)との対話』 妙音新聞社 1968年
大森智祥 『無量の日々』 ダイニチ出版K.K 1979年
大森光祥 『智辯尊女(この本の巻末に「宗団史年表」がある)』 辯天宗本部 2002年

本部売店で購入するか、宗務庁広報課に申し込む

電子媒体
タイトル 長さ 作成年
『祈りの一年』 20分 1994年
『明日に生きる』 40分 1999年
『まことの心』 58分 2003年

非売品

定期刊行物
タイトル 種別 頻度 発行年
『妙音』 新聞 1951年

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教団として現在継続的に取り組んでいる社会活動
社会福祉法人智辯会ちべん保育園 学校法人智辯学園(智辯学園中・高等学校 智辯学園和歌山中・高等学校 智辯学園奈良カレッジ小・中・高等部) 社会福祉法人祥水園
他教団との連携
同和問題にとりくむ大阪宗教者連絡会議(大宗連)、大阪国際宗教同志会、現代における宗教の役割研究会(コルモス)
教団・団体の運営する関連組織
保育園・幼稚園・学校
研究機関
社会福祉法人・その他
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