*中国がテロに反対するわけ 杏林大学社会科学部教授 平松茂雄
| 記事年月 | 2001年9月-11月 |
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| 号数 | 13 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
| 国名 | 中国 |
| トピック | |
| 記事タイトル | *中国がテロに反対するわけ 杏林大学社会科学部教授 平松茂雄 |
| 本文テキスト | 中国共産党機関紙『人民日報』は、米同時多発テロ関連の事件を第一面のトップ記事として一度も報道していない。同紙が事件を報じた記事では、第三面に炎上するビルと逃げ惑うニューヨーク市民の写真が三枚掲載されただけで、以後写真が掲載されることはなかった。米軍のアフガニスタン攻撃が始まっても、第一面で報道されることはない。中国軍機関紙『解放軍報』も同様だ。事件に対して米国との間に一定の距離をおく中国の立場に通じる。「テロとの戦いで協力する」と中国がいう時、それは単に今回のテロ事件だけでなく、世界の多くの地域のテロ活動に反対する戦いを指し、何よりも中国国内の新彊ウイグル自治区のイスラム過激派に反対する戦いから、「法輪功」に反対する闘争、チベットの「分離独立分子」、そして台湾の「分離独立分子」に反対する闘争へと拡大してゆくと見る必要がある。さらに中国は「テロ撲滅での共闘」を通して、「米国の脅威はテロであって中国ではない」ことを米国に受け入れさせ、ミサイル防衛計画(NMD・TMD)を止めさせることを意図している(産経11/02)。 |