*ダライ・ラマ14世が来日

*ダライ・ラマ14世が来日

記事年月 2006年9月-12月
号数 33
媒体 専門紙
大分類 11月
国名 日本
トピック 中外日報
記事タイトル *ダライ・ラマ14世が来日
本文テキスト  広島県廿日市の宮島にある真言宗御室派大本山大聖院の招きで10月末にダライ・ラマ14世が来日し、11月半ばまで各地を訪れた。1日には広島市の高野山真言宗龍蔵院内のチベット寺院ゴマン学堂日本別院を初参拝(7日付)。3日-8日には大聖院で弥山開創1200年祭の諸行事に臨み、6日-7日にかけては両界曼荼羅の灌頂の大阿をつとめた(11日付)。
 講演活動では10月31日に全真言国際救援機構などの主催で、東京都内のホテルで「<慈悲>―仏教徒から世界平和と人権救済のメッセージ」を行い、10日は両国国技館で約4、000人を前に「やさしい心―健康と幸福の鍵」と題して、宗教の違いや信仰の有無を超え共通の世俗的倫理観構築の必要性を示唆した(28日付。30日付に関連記事)。
 また1日-2日は「広島国際平和会議2006」に参加。ダライ・ラマ自身が指名した南アフリカで反アパルトヘイト運動を指導したエドモンド・ツツ元大主教と北アイルランドの紛争解決に尽くしたベティ・ウィリアムズさんとの3人で平和について語り、参加者たちと質疑応答を交わした。3人全員がノーベル平和賞受賞者(9日付。キリスト新聞25日付、カトリック新聞12日に同類記事)。
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