*気多大社問題、続報
記事年月 | 2007年10月-12月 |
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号数 | 37 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-1.神道】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *気多大社問題、続報 |
本文テキスト | 気多大社(石川県羽咋市)の宮司を神社本庁から懲戒免職された三井秀夫氏に対し、同庁から新たに宮司に任命された厚見益樹氏が金沢地裁に社務所などの明け渡しを求めていた仮処分申請が、11月12日に取り下げられた。神社本庁から気多大社の離脱手続きを進める三井氏側が、石川県の離脱認証を取り消した国側を相手取って東京地裁に起こした行政訴訟では、「離脱のために行った規則変更は適法」との判決が2007年9月13日に示されていた。この判決によれば、三井氏が懲戒免職された段階で既に気多大社が神社本庁から離脱していたことになり、厚見氏の宮司任命も無効となる。厚見氏側は「同行政訴訟の控訴審で国が勝訴すれば、改めて仮処分を申し立てる」としている(北國新聞 11/13、北陸中日新聞 11/15)。 [→『ラーク便り』32号15頁、33号20頁、35号16頁、36号17頁参照] |