*寺院遺跡の世界遺産登録と領有権をめぐりタイと紛争

*寺院遺跡の世界遺産登録と領有権をめぐりタイと紛争

記事年月 2008年7月-9月
号数 40
媒体 国外
大分類 【B-2a. 東南アジア・南アジア】
国名 カンボジア
トピック
記事タイトル *寺院遺跡の世界遺産登録と領有権をめぐりタイと紛争
本文テキスト  7月7日、世界遺産委員会はカンボジアが申請していたアンコール王朝のヒンドゥー教寺院「プレアビヒア」(タイ側呼称「プラ・ウィハーン」)の世界遺産登録を決定した。カンボジアとタイの国境に位置することから両国間で領有権が争われてきたが、1962年に国際司法裁判所がカンボジア領との判断を下している。タイ政府はさきにカンボジアの登録申請を支持する共同声明を出していたが、国内の野党や市民団体からの猛反発と行政裁判所による声明指し止め決定を受けて7月1日に支持撤回を表明した(毎日 7/2、毎日 7/9ほか)。7月15日、国境フェンスを越えたタイ人僧侶ら3人がカンボジア当局に拘束されたのをきっかけに、タイ軍兵士約170人がカンボジア領内へ侵入し両国兵士数千人が対峙する事態となった。外相会談での合意を受けて8月16日までに兵士の大部分が撤退したが、遺跡周辺の領土問題は決着に至っていない(西日本 7/16、赤旗 8/18)。
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