*ムラピ山噴火の影響
| 記事年月 | 2010年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 49 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
| 国名 | インドネシア |
| トピック | |
| 記事タイトル | *ムラピ山噴火の影響 |
| 本文テキスト | 10月26日にジャワ島中部で起きたムラピ山の噴火では、1ヶ月の間に火砕流などで324人が死亡、約11万人が避難生活を強いられた(日経 11/27)。死者の中にジョグジャカルタ王宮のスルタン(イスラム王侯)が任命した山の「守護者」の長老マリジャン氏が含まれていたことは、地元の人々にさらに衝撃を与えた。同氏は以前から火口付近で山の精霊と通じるための儀式を行っており、2006年の噴火の際には避難せずに「山の怒り」を静める祈りを捧げ続けて有名になった。現地では「山の怒りを静められる人がいなくなった」と不安が高まっている(朝日 11/5)。 またこの噴火により、近くにある世界遺産の仏教遺跡ボロブドゥールは27日から3日間閉鎖され(毎日 10/28)、11月に入ってから火山灰の除去・清掃作業が行われた(赤旗 11/16)。イスラム教徒が牛やヤギを生けにえにして貧しい人にその肉を与える「犠牲祭」を迎えた11月17日には、生けにえをするかわりにその代金を被災地に送る人が多数現れた(朝日 11/18)。 |