*殉教と英霊「犠牲の論理」を批判
| 記事年月 | 2010年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 49 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | 11月 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | キリスト新聞 カトリック新聞 クリスチャン新聞 |
| 記事タイトル | *殉教と英霊「犠牲の論理」を批判 |
| 本文テキスト | カトリック横浜教区正義と平和協議会は10月9日、川崎市で講演会「いま問い直す、いのちと『正義』」を開いた。死者の顕彰と信仰の関係について問う『殉教と殉国と信仰と』(白澤社)の出版を記念するもので、講師は高橋哲哉・東京大学教授。高橋氏は、イエスの死を贖罪の犠牲と捉えることに疑問を呈し、また、カトリック中央協議会が指定した殉教者を記念する朗読箇所を引用して、<典型的な「犠牲の論理」であり「靖国の母」と瓜二つであると指摘>した。さらに脳死者の臓器提供が「尊い犠牲」と称えられる動きにも警鐘を鳴らした。犠牲の必要性を唱える聴衆に対しては、「そうした考え方が歴史的に悲惨な結果をもたらした」と応じ、犠牲の正当化には批判的である立場を表明した(キ6日付)。 |