*パンジャブ州知事射殺、犯人に称賛の声
| 記事年月 | 2011年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 50 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-3. 南アジア】 |
| 国名 | パキスタン |
| トピック | |
| 記事タイトル | *パンジャブ州知事射殺、犯人に称賛の声 |
| 本文テキスト | 預言者ムハンマドやコーランを冒涜する行為に対し最高で死刑を科する「イスラム冒涜罪」について、批判的な発言をしていたパンジャブ州のサルマン・タシール知事が、1月4日自身の警護官に射殺される事件が起きた。知事はイスラム教徒だが、社会的弱者の代弁者として全国的に名高く、冒涜罪の見直しを求める運動にも積極的だった。2010年11月にキリスト教徒の女性が冒涜罪で死刑判決を受けた事件[→ラーク便り49号32頁参照]について、恩赦を求めるとも公言していた(読売 1/7ほか)。潘基文国連事務総長やクリントン米国務長官などは知事をたたえる声明を発表したが、国内の原理主義政党や宗教指導者は殺害を正当化。事件の裁判には200人を超える弁護士らが集まり、バラの花びらを降らせて犯人を称賛した。一方知事の葬儀では、一部のイスラム教指導者が信者の参列を禁じたため、葬儀を行う聖職者が見つからないという事態に陥った。強まる宗教的保守派の声を背景に、ザルダリ政権は冒涜罪の改正をしないことを事件後表明している(産経 1/12ほか)。 |