*神道の自然観を問う 東日本大震災で
| 記事年月 | 2011年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 51 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | 6月 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | 神社新報 |
| 記事タイトル | *神道の自然観を問う 東日本大震災で |
| 本文テキスト | 東日本大震災を踏まえ「神道の自然観と人間の営みを問う」を主題として、第29回神社本庁教学研究大会が6月3日に同本庁で開かれた。田中恆清総長は冒頭挨拶で、従来の自然の恵みの強調だけでは「神道の自然観を論じることはできなくなった。むしろ神を恐れる心、自然の力を畏む心こそがその原点にあるとさえ感じる」と指摘した。提言者の岡田荘司・国学院大学教授は、平安時代の貞観年間に天災が重なりこの時期に神国思想が高まりを見せ祭祀制度確立へも影響。<日本文化の基本的な特徴が形づくられた>と説明した。 また佐野和史・瀬戸神社宮司は原発事故について「今までの神と自然との関係を超えており、その恢復のすべてを神に委ねることはできないのではないか」と語った。被災地の神職を含めた参加者の意見発表では非常事態での神道・神社の社会的役割などが論じられた(13日付。中外日報14日付に同類記事。関連として13日付、中外日報9日付に伝統文化セミナー「自然災害と復興」)。 |