*フィリピン遺骨収集、戦没者以外の遺骨
記事年月 | 2011年7月-9月 |
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号数 | 52 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *フィリピン遺骨収集、戦没者以外の遺骨 |
本文テキスト | フィリピンで第2次世界大戦中に戦死した日本兵の遺骨収集事業をめぐり、戦没者以外のフィリピン人の遺骨が収集されていた疑いが強いことが9月25日、厚生労働省の調査でわかった。同事業は、同省が日本のNPO法人に委託し、2009年から始められたもの。現地スタッフが住民に協力を呼びかけたところ、収集数は2年間で計約1万7千柱に増えた。しかし、現地住民から計1千体分以上の遺骨が無くなったとの訴えもあり、2010年10月には事業を中止していた。同省は、女性や子どもの骨が混じっていたためフィリピン人遺骨の可能性が高いとし、鑑定せずに収集した方法が問題だったと総括。方法を見直す意向(朝日・東京 9/25、東京・東京 9/26)。 [→『ラーク便り』49号19頁参照] |