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東京の日本カトリック会館で7月25日に「司教のための社会問題研修会」が開かれ、元原子炉設計技術者の田中光彦氏(科学評論家)が「福島原発事故 何が起きたか 何を学ぶか」と題し講演した。田中氏は、<私たちがエネルギー“中毒”から脱却>し、<“パッシブな”技術・ライフスタイル(=地域の自然や歴史の特性を読み、潜在能力を活用すること)への転換が必須>と説明した。また、科学者技術者の職業倫理の欠如にも言及した(カ14日付)。元日本キリスト教協議会チェルノブイリ災害問題プロジェクト協力幹部の飯田瑞穂氏は、チェルノブイリの教訓として、なぜ原発がいけないかの問いを立て、「エネルギー問題と摩り替えて、ヒバクしている事実が見えなくされてきた」と論じている(キ6日付)。恵泉女学園大学学長の木村利人氏は「脱原発の倫理」と題し、ドイツのメルケル首相の諮問機関「安全なエネルギー供給についての倫理委員会」報告書に「キリスト教の伝統とヨーロッパの文化は自然のための人間の特別の責任を示している」とあるのを引きながら、脱原発の問題として技術や経済の問題のみではなく「社会の価値観を反映する『倫理』の問題として検討」すべきと提言している(キ20日付)。 |