*ミンダナオ和平枠組みに調印

*ミンダナオ和平枠組みに調印

記事年月 2012年10月-12月
号数 57
媒体 国外
大分類 【B-2. 東南アジア】
国名 フィリピン
トピック
記事タイトル *ミンダナオ和平枠組みに調印
本文テキスト  10月15日、政府と「モロ・イスラム解放戦線(MILF)」が、恒久的和平に向けた「枠組み合意」に署名した。署名式は首都マニラのマラカニアン宮殿で行われ、アキノ大統領、MILFのムラド・エブラヒム議長、仲介国マレーシアのナジブ首相らが立ち会った。合意された枠組みは、アキノ大統領の任期が終了する2016年までに、イスラム教徒住民による自治政府「バンサモロ」(フィリピンのイスラム教徒の総称)を発足させるというもの。権限の詳細や、MILFの武装解除など詳細については今後協議される。和平をめぐっては、2008年にアロヨ政権下でも自治拡大などで大筋合意していたが、最高裁がこの合意を違憲としたために決裂、直後に戦闘が激化し、70万人以上の避難民を出していた(朝日10/16ほか)。
 フィリピン人口の8割はカトリック教徒だが、ミンダナオ島はイスラム教徒が多く、政府によるカトリック教徒の移住開発政策などへの反発から1960年代後半に分離独立運動が本格化。中核組織である「モロ民族解放戦線(MNLF)」は1996年に和平協定を結んだが、分派したMILFによる分離運動が続いていた(毎日10/8ほか)。
『ラーク便り』データベースの検索ページに戻る