*iPS細胞 生命倫理のアンケート調査
| 記事年月 | 2012年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 57 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | 12月 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | 中外日報 |
| 記事タイトル | *iPS細胞 生命倫理のアンケート調査 |
| 本文テキスト | iPS細胞を作った山中伸弥・京都大学教授は12月10日にスウェーデンのストックホルムで行われたノーベル賞授賞式に臨んだ。山中教授は現地の講演会で、<ES細胞が抱える倫理的な問題を乗り越えられると考え>iPS細胞に至ったと述べ、その大きな応用の道として(1)新薬開発と(2)再生医療の2つを挙げた。中外日報はiPS細胞をはじめ「いのち」に関わる科学・医療技術研究の生命倫理上の問題について宗教者の意識と考えを問うアンケート調査を11月に行った。各教団から無作為抽出された555人のうち381人(68.6%)の回答があった。 それによると、iPS細胞の生殖医療を含めあらゆる応用を進めるべきという意見は10%だが、生殖医療を除いた再生医療には応用すべきが65.9%であり、一切の研究・応用をすべきでないは3.9%だった。また、「いのち」に関する科学・医療技術全般(iPS細胞、臓器移植など)の規制については、生殖医療は規制すべきだが、再生医療などそれ以外は規制すべきでないが51.2%であり、いかなる分野も「なるべく」規制しないが15.5%、反対に規制すべきは13.6%だった。なお加藤眞三・慶応大学教授は、科学・医療に対する宗教者の発言について以下のようにインタビューに答えている。ES細胞が作られた時にカトリックが強く反対し、アメリカのブッシュ政権が研究を規制した。「だからこそ、iPS細胞の研究が生まれ、宗教者の発言によって科学が良い方向に進展した一つの例だ」(11日付)。 |