*墓地の所有と管理めぐり、寺、市、元檀家が対立

*墓地の所有と管理めぐり、寺、市、元檀家が対立

記事年月 2013年1月-3月
号数 58
媒体 国内
大分類 【A-6.政治と宗教】
国名 日本
トピック
記事タイトル *墓地の所有と管理めぐり、寺、市、元檀家が対立
本文テキスト  茨城県稲敷市が墓地の所有をめぐる裁判で、墓地を管理してきた同市の祥雲寺に敗訴したことから、寺の元檀家20数軒が墓地に入れない状態が続いている。問題の墓地は1911年に十余島村(現・稲敷市)名義で登記され、市の墓地台帳では村が設けた共同墓地となっているが、管理は代々寺が行ってきた。
 2010年に寺の建て替えをめぐり離壇した元檀家が「墓地を使えなくなるのでは」と市に相談したところ、市は墓地の管理者を市長に変更。これに反発した同寺住職は「墓地は寺が購入した土地」と主張し、土地の所有権移転登記を求めて水戸地裁に提訴した。地裁は土地購入の事実は認めなかったものの、市が墓地を管理している実態がないとして、寺への所有権移転を市に命令。2012年7月に東京高裁が市の控訴を棄却し、判決が確定した。
 これにともない寺は檀家以外の墓地への立ち入りを禁止。しかし墓地台帳上では寺院墓地ではなく「共同墓地」のままとなっており、元檀家らはこれを根拠に市に対し、墓地に入れるよう寺を指導するか、新たな共同墓地を設置するよう求めている(読売・茨城3/18)。
『ラーク便り』データベースの検索ページに戻る