*東日本大震災・原発事故めぐり4時間鼎談
| 記事年月 | 2013年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 58 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | 1月 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | 中外日報 |
| 記事タイトル | *東日本大震災・原発事故めぐり4時間鼎談 |
| 本文テキスト | <宗教は復興の道標となり得るか>のタイトルによる新春鼎談。出席者は以下の通り。奥田知志・日本バプテスト連盟東八幡キリスト教会牧師。ホームレスの自立支援を続け、宮城県の小集落の漁師らの復興を支援。高橋卓志・臨済宗妙心寺派神宮寺住職。チェルノブイリ原発事故の医療支援・調査を続け、福島県南相馬市に震災直後から入り遺体洗浄から始め、活動。中嶌哲演・真言宗御室派明通寺住職。40年以上にわたり反原発運動を展開。発言をピックアップする。 奥田氏:漁民の自立支援のなかでホームレス青年の雇用を計画。<「絆」という言葉がよく使われるようになりましたが、「絆」には可逆性(助ける側と助けられる側が逆転できる)が担保されていなければならない>。 高橋氏:阪神大震災の時と比較し<今回も宗教者として深く入り込めていないのじゃないかと思います>。<命の現場から遠いところにいる僧侶たちが震災の時だけ命の問題に関わろうとしても人々の納得は得られない>。<傾聴とは相手のカミングアウトを聴き出すということです>。<聴き出すには信頼関係がなければ無理>。 中嶌氏:<「自利」と「利他」が引き裂かれてしまっているところに今日の原発問題の根元があると思います>。<(原発事故が起き)「お前の言っていた通りになったね」と言われたのでは、それはもう敗北なんです>。(3日付。8日付。10日付。関連で1日付に<大震災 苦の現場から>完結編。また1日付に上田紀行氏、3日付に磯前順一氏、8日付に内田樹氏の論評あり)。 |