*衝突激化、過去5年で最悪の死者数
| 記事年月 | 2013年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 59 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | イラク |
| トピック | |
| 記事タイトル | *衝突激化、過去5年で最悪の死者数 |
| 本文テキスト | 4月以降、宗派対立による衝突が激化している。4月20日には米軍撤退後初の地方選挙が行われたが、選挙前にも全土で爆発テロが起こるなどし、1週間で100人以上が死亡、候補者も14人が殺害された(赤旗4/22ほか)。地方選では、シーア派のマリキ首相率いる「法治国家連合」が12州のうち7州で第一党となったが、単独過半数を得た州はなかった(朝日5/6ほか)。4月23日には北部のスンニ派の町で起こった反政府デモと治安部隊の衝突で50人余が死亡する事件があり、衝突が各地に飛び火した。軍や警察の拠点が襲撃されたほか、スンニ派モスク、シーア派地区を狙った爆発事件が相次いだ。1週間の死者数は230人で、3月1ヶ月間に発生したテロによるイラク全土の死者数に匹敵するほどこの時期に頻発した(赤旗5/4ほか)。 4月以降の衝突激化の結果、爆弾テロや銃撃による死者数は4月で712人、5月で1045人に上った。いずれも過去5年で最悪の数字を更新し、2006~2007年の内戦時の状況に近い水準。隣国シリアでの内戦がイラクの宗派対立に影響しているとも指摘されている(毎日6/2ほか)。 |