*サリン使用で死者千人超か
| 記事年月 | 2013年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 60 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | シリア |
| トピック | |
| 記事タイトル | *サリン使用で死者千人超か |
| 本文テキスト | 8月21日早朝、首都ダマスカス近郊で猛毒ガスによる攻撃が行われ、子どもを含む千人以上の死者がでた。事態を発表した反体制組織は攻撃を政府軍によるものとして批判したが、政権側は使用を否定(朝日8/22)。政府軍、反体制派双方による毒ガス兵器使用の疑惑は2013年5月から取りざたされていたが、広範囲に被害がでるのは初めて(東京8/22)。国連調査団は9月17日に報告書を発表し、サリンが使用されたと断定。「子どもを含む一般市民に対して化学兵器が比較的大規模に使用された」と指摘したが、政権と反体制派のどちらが兵器を使ったかは特定していない(朝日9/17)。 シリアは化学兵器禁止条約に署名しておらず、サリンガスを含む千トン以上の化学兵器を保有するとみられる。これを管理する「科学研究センター」はアサド政権への忠誠心の強いイスラム教アラウィ派のみで構成されているという(毎日9/10)。アサド政権は9月10日、化学兵器を国際監視下で破棄するというロシア提案に同意し、化学兵器の保有を事実上認めた。米欧など反体制派の支援国は、政府軍による化学兵器使用で1429人が死亡したとして空爆による制裁を模索していたが、シリアが兵器の破棄に同意したことで攻撃は回避された(朝日9/11ほか)。 |