*くすぶる火種、イスラム教徒襲撃
| 記事年月 | 2013年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 61 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
| 国名 | ミャンマー |
| トピック | |
| 記事タイトル | *くすぶる火種、イスラム教徒襲撃 |
| 本文テキスト | 西部ラカイン州のタンドゥエ地区で、約800人の仏教徒がイスラム教徒を襲撃、家屋に放火する事件があった。地元警察などによると、イスラム教徒の商店の前に駐車した三輪タクシーに「969運動」のステッカーが貼られていたことに対し、商店主が激怒して口論となった。店主は9月28日に逮捕されたが、事件を知った仏教徒らにより騒動が拡大したとされる。軍などが出動し、10月2日までに収束したが、94歳の女性を含む5人が殺害された。テインセイン大統領は10月1日から予定されていた同州での視察を敢行。2日には仏教徒ラカイン族とイスラム教徒ロヒンギャ族との間でおきた2012年の衝突で設置された避難民キャンプを訪問し、宗教融和を訴えた。州都シットウェーでは2012年以降、イスラム教徒と仏教徒の居住地区を分離するなど、治安当局の警戒態勢が続いている(毎日10/4)。 仏教の三宝、仏・法・僧を意味する969をシンボルとする「969運動」は、著名な高僧ウィラトゥー師が奨励するイスラム教徒商店での不買運動。ミャンマーの人権状況を調査している国連のキンタナ氏は、同運動が反イスラム感情を煽っているとし、訴追を含めた政府の対応を求めている(毎日10/26)。なお、969という数字はイスラム教で聖なる数字とされる「786」に対抗し作られたものである。 |