*西部の町をアルカイダ系勢力が制圧
記事年月 | 2014年1月-3月 |
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号数 | 62 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | イラク |
トピック | |
記事タイトル | *西部の町をアルカイダ系勢力が制圧 |
本文テキスト | 西部アンバル県のファルージャが1月、国際テロ組織アルカイダ系の武装組織に制圧された。ファルージャは政府軍などが包囲しており、イラク赤新月社は1万3千を超える家族が避難したとしている。武装組織はイラクで勢力をのばしている「イラク・レバント(地中海東岸)のイスラム国(ISIL)」。スンニ派住民が多数派を占めるアンバル県では、2013年末にスンニ派の反政府デモをシーア派のマリキ政権が強制排除してから混乱が続いていた。イラクでは4月に国民議会選挙が予定されており、アンバル県での軍事作戦は治安悪化によって低下していたマリキ政権の求心力を高めているという(毎日・夕1/18ほか)。イラク全土で治安は回復せず、2013年1年間の死者数は9千人を超えた。2014年に入ってからも1月には千人超、2月には703人が死亡した(赤旗3/3ほか)。 |