*反捕鯨論 甘く見ず宗教的神道的観点を
| 記事年月 | 2014年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 62 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | 3月 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | 神社新報 |
| 記事タイトル | *反捕鯨論 甘く見ず宗教的神道的観点を |
| 本文テキスト | ハーグの国際司法裁判所に日本が訴えられている調査捕鯨訴訟に関して、<文明論考家>上野景文・杏林大学客員教授による論評<反捕鯨論を甘く見るな>。上野氏は日本と欧米の論点は「すれ違い」であるとし、2つの論点をあげる。第一に欧米の主張は<十字軍的メンタリティーに他な>らず、宗教論争の性格が強いが、国内の議論はその観点がない。科学論で乗り切ろうとする水産庁関係者の認識は甘い。第二に欧米の環境保護団体は鯨のみならず「動物を殺すことは非道徳的」だとする「動物権」運動を広げており、国内の捕鯨論はこの点にも認識がない。以上を踏まえて上野氏は<文明論まで立ち戻>る必要があるとし、こう論を結ぶ。<宗教心に触れずにこの論争を乗り切ることは不可能であり、日本人の宗教観、自然観まで踏み込んだ分かり易い議論の構築が俟たれる。神道関係者の出番到来だ>(17日付)。 |