*SNS上で女性の装いめぐり論争
| 記事年月 | 2014年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 63 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | イラン |
| トピック | |
| 記事タイトル | *SNS上で女性の装いめぐり論争 |
| 本文テキスト | 米歌手ファレル・ウィリアムスさんのヒット曲「Happy」に合わせ、ヘジャブをまとっていない男女6人が歌い踊る動画が問題視され、5月20日、動画制作に関わった13人が逮捕された。事件は国内外で波紋を呼び、ロウハニ大統領は、大統領選で保守強硬派を破った際の「幸福は人々の権利である」とする自身の発言をfacebookに投稿、逮捕が行き過ぎた措置であるとの見方を示した。動画は2014年3月に動画サイトYouTubeに投稿され、約16万5千回再生されていた(SANKEI EXPRESS5/23)。 イランでは2013年のロウハニ政権発足以降、フェイスブックの利用が解禁され、女性の服装などへの規制緩和要求が強まっている。5月3日にはフェイスブック上に「イラン女性のひそかな自由」とするページが開設され、女性たちが頭髪を覆うヘジャブを公の場で脱いだ写真が投稿された。閲覧者は20日間で34万人にのぼったが、全身を覆う衣服「チャドル」を着た女性たちのデモや、宗教指導者の批判など反発の動きもみられる(信濃毎日・夕5/29)。 |