*反ユダヤ発言で主力選手がW杯出場停止
| 記事年月 | 2014年4月-6月 |
|---|---|
| 号数 | 63 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-6. 東ヨーロッパ】 |
| 国名 | クロアチア |
| トピック | |
| 記事タイトル | *反ユダヤ発言で主力選手がW杯出場停止 |
| 本文テキスト | サッカーナショナルチーム代表のシムニッチ選手は、W杯出場を決めた試合後、競技場でマイクを使い「ザ・ドム」(祖国のために)と呼びかけ、興奮した観客から「スプレムニ」(準備せよ)という応答を引き出した。これは、第二次世界大戦中にナチスと同盟を結んだ同国のファシスト政党「ウスタシャ」の合言葉で、「準備する」のはユダヤ人虐殺とされる。国際サッカー連盟(FIFA)はこれを問題視し、同選手に10試合の出場停止と罰金を科し、W杯出場も停止となった。主力選手の差別行為を非難する声もあるが、軍関係の団体が「感謝と誇り」を表明するなど、英雄視する動きもある(週刊金曜日6/20)。 |