*教皇、マフィアとの対決姿勢を顕わに

*教皇、マフィアとの対決姿勢を顕わに

記事年月 2014年4月-6月
号数 63
媒体 国外
大分類 【B-7. 西ヨーロッパ】
国名 イタリア
トピック
記事タイトル *教皇、マフィアとの対決姿勢を顕わに
本文テキスト  教皇は6月21日、南部カラブリア州でのミサの中で、マフィアのメンバーがいくら教会で祈り、家を聖画で飾っても「破門されている」と述べ、同地に拠点を置く国内最大規模のマフィア「ンドランゲタ」を名指しで批判した。教皇は就任以来、マフィアによるマネーロンダリングの噂が絶えなかった宗教事業協会(通称バチカン銀行)の改革に取り組み、3月にはマフィアに殺害された犠牲者の追悼式でマフィアは「地獄に行く」と糾弾するなど、対決姿勢を顕わにしている。教皇ヨハネ・パウロ2世が1993年にマフィアを批判した際、ローマの教会が爆弾で報復されており、治安当局はマフィアが教皇の暗殺を企てる可能性を危惧している(毎日・夕6/23ほか)。
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