*第一次大戦の追悼儀式「ラスト・ポスト」

*第一次大戦の追悼儀式「ラスト・ポスト」

記事年月 2014年4月-6月
号数 63
媒体 国外
大分類 【B-7. 西ヨーロッパ】
国名 ベルギー
トピック
記事タイトル *第一次大戦の追悼儀式「ラスト・ポスト」
本文テキスト  イーペルでは、毎日夜8時に消防士がトランペットを吹き、第一次世界大戦犠牲者を追悼する「ラスト・ポスト」と呼ばれる儀式が行われる。激戦地イーペルはドイツ軍が初めて毒ガス兵器を使用した場所で、多くの市民が犠牲となり、町は一時廃墟と化した。周辺からは今でも年2千発の不発弾が見つかり、毒ガスが詰められたものもある。軍の専門家は処理完了まであと300年かかるという。第二次世界大戦中にドイツに占領された5年間を除き、1928年から毎日続けられた「ラスト・ポスト」は開戦100周年を迎えた6月28日で2万9623回に及んだ。追悼式の主催者は、今後も永遠に続けていきたいと話す(読売6/29ほか)。
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