*行天宮が焼香を禁止
| 記事年月 | 2014年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 64 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
| 国名 | 台湾 |
| トピック | |
| 記事タイトル | *行天宮が焼香を禁止 |
| 本文テキスト | 台北の有名寺院の行天宮は8月26日、大気汚染に配慮して、境内の香炉を撤去、来訪者に焼香せずに参拝するよう呼びかけた。台湾の寺院は一般の居住環境と比べて微小粒子状物質PM2.5などの数値が5~16倍高いという研究報告があり、煙による健康被害への不安が出ていた。ほかの寺院からは「まねできない」との声もあがっており、台湾メディアは「手を合わせて心の中で祈れば良い」との意見や煙で天と結ばれるという意味があるため「しっくりこない」との感想を伝えている。行天宮は毎年600万人以上が訪れる寺院。香炉2基と共に供え物を置く机も撤去し、「道徳心さえあれば、お香も供え物も必要ない」としている(朝日8/27)。 |