*米国務次官補に出国命令
| 記事年月 | 2014年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 64 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | バーレーン |
| トピック | |
| 記事タイトル | *米国務次官補に出国命令 |
| 本文テキスト | バーレーンは中東地域最大の米海軍基地があり、米第5艦隊の司令部が置かれているなど、米国と友好的な関係を築いてきた。しかし同国外務省は7月7日、米国務次官補が野党関係者と面会したことを理由に、即時出国を命じる声明を発表した。同国は王家を含む指導層にはスンニ派が多いが、人口の7割はシーア派が占める。「アラブの春」の際、シーア派住民を中心とした反政府デモが起こり、サウジアラビア軍などの協力を得て運動を鎮圧した経緯があり、国民の大多数を占めるシーア派勢力の政治参加に政府は慎重な姿勢をとっている。今回の措置は、多数派のシーア派勢力と米国との接触を阻むことが目的とみられている(毎日7/10)。 |