*女子高生の同級生殺人事件をどう見るか
| 記事年月 | 2014年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 64 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | 8月 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | 中外日報 |
| 記事タイトル | *女子高生の同級生殺人事件をどう見るか |
| 本文テキスト | 7月末に長崎県佐世保市で女子高生が同級生の女子を自宅で殺害する事件がおこった。同事件について宗教者、宗教系大学教員の各種談話を構成した企画記事。一部を紹介する。 「(心の闇の)サインが表れた時にきちんと対応することが大切」(児童精神科医の友久久雄・龍谷大学名誉教授)、「シグナル、サインが表れた時点で適切な対応を取るべきだった」(「子どもの心理相談室」を開く渡部公容・日蓮宗長久寺住職)。<人間としてやって良いこと・悪いことを明示できる宗教者の存在感を高める必要性がある>(金子昭・天理大おやさと研究所教授)。「他者への共感や懺悔、感謝の気持ちを育む宗教教育が必要」(本願寺派僧侶で精神医学者の千石真理・神戸常盤大学講師)。 一方、精神科医の山中正雄・日本アライアンス教団千葉キリスト教会牧師は、「一線を超える行動を取った背景には常識では説明できない何かがあり、まだ見えていない事実が結構あると感じる」(8日付)。 |