*大震災津波被災から3年半 寺の現状
| 記事年月 | 2014年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 64 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | 9月 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | 中外日報 |
| 記事タイトル | *大震災津波被災から3年半 寺の現状 |
| 本文テキスト | 東日本大震災による津波被災から3年半。「いのちの復興」と題した岩手県沿岸部の寺の現状レポート。釜石市の曹洞宗浄楽寺は来年2015年3月に落成めざして再建工事中。葬儀を寺でやれなくなった檀家の意見は「(寺を)先に作ったら、それが皆の励みになる」。若い世代からの<強い声>は「お墓を移してしまったら故郷に戻れない」(17日付、19日付、24日付)。大槌町の日蓮宗蓮乗寺は被災後1ヶ月にプレハブの仮本堂を建て、仮設住宅に入った人々の所へ住職は軽トラックで出かける。本堂再建の資金のめどもついた(26日付)。大槌町の曹洞宗吉祥寺の高橋英悟住職は同町の「生きた証プロジェクト」の実行委員長に町の依頼で就いた。死者・不明者1234人、関連死者50人の生前の様子を聞きとって文書に残すもの。「悲しみを共有することで掛け替えのないいのちを胸に刻むことが大事。大切な人のことを語ることによってご遺族も気持ちが安らげば」(12日付)。 |