*代理出産への法整備進む
| 記事年月 | 2014年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 65 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-3. 南アジア】 |
| 国名 | インド |
| トピック | |
| 記事タイトル | *代理出産への法整備進む |
| 本文テキスト | インド人民党政権(BJP)は、インド国内で2000年代以降急増してきた代理出産の法整備に向けて準備を進めている。インドでの代理出産は、アメリカに比べ3分の1程度の費用で済むこともあり、国外から不妊に悩む多くの夫婦が訪れる。これまでに同国で1万人以上が代理出産で誕生したとされる。代理出産に携わる婦人科医は、代理出産の増加傾向の背景として、「インド人女性は(酒やたばこを摂取しないため)母体が健康な上、ヒンドゥー教徒として輪廻を信じることもあって、代理出産を通じて新たな命が誕生することに寛容な精神がある」とする。今回の法案は、年齢制限や既婚者への限定など、主に代理母となる条件に関するものであり、野放し状態の代理出産を制度化することで、代理出産をビジネスとして育成する狙いもある(読売10/18)。 [→『ラーク便り』64号36頁参照] |