*学校襲撃テロをうけテロ対策強まる
| 記事年月 | 2014年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 65 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-3. 南アジア】 |
| 国名 | パキスタン |
| トピック | |
| 記事タイトル | *学校襲撃テロをうけテロ対策強まる |
| 本文テキスト | 12月16日、パキスタン北西部にある軍系列の学校をTTPが襲撃し、生徒ら140人以上が殺害された。この学校は同国陸軍が運営するもので小学校から高校までの男女千数百人が在籍しており、軍当局の発表では、犠牲者のうち少なくとも132人が生徒だった。同国では様々なテロが頻発しているものの、多数の子どもを無差別に攻撃の対象としたものは極めて異例。TTPは犯行声明で、今回の襲撃を軍のテロ掃討作戦への報復とした。一方、同国のシャリフ首相は、テロ掃討作戦の継続とともに、死刑執行凍結を解除し、数週間以内にテロ事案で死刑判決を受けた約500人の死刑を執行する見通しを示すなど、テロへの強硬姿勢を打ち出した。また、軍主導の特別法廷を設置しテロ関係者の処罰の迅速化を図ることや、過激思想の教化が行われているとされるイスラム神学校への規制を盛り込んだ「国家行動計画」を示した(朝日12/17ほか)。 |