*車運転の女性活動家を逮捕、テロ特別法廷へ
| 記事年月 | 2014年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 65 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | サウジアラビア |
| トピック | |
| 記事タイトル | *車運転の女性活動家を逮捕、テロ特別法廷へ |
| 本文テキスト | 女性の車運転解禁を求めて活動していた活動家のルージャイ・ハスルール氏(25)とメイサ・アルアムーディ氏(33)が拘束され、12月26日までにテロを専門とする特別法廷に移送されたと欧米メディアが報じた。ハスルール氏は自ら運転する車でアラブ首長国連邦からサウジに入国しようとしたところを国境警備隊に逮捕され、アルアムーディ氏はハスルール氏に差し入れを届けて逮捕された。2人は自動車運転解禁運動の中心人物で、ハスルール氏とアルアムーディ氏のツイッターのフォロワーはそれぞれ22万8千人と13万1千人。ツイッターやYouTubeでの発信が問題視されて特別法廷に移送されたとみられている(SANKEI EXPRESS12/27)。 サウジアラビアでは女性の運転解禁を求める声が以前から上がっており、2013年10月には女性が一斉に運転を行う抗議行動が行われた。2013年1月に任命された30人の女性諮問評議員のうち3人も運転解禁を求めており、2014年11月には諮問評議会が初めて条件付きの運転解禁提言を行っていた(諮問評議会は法案提出権を持つが立法権を持たない)(東京・夕11/8)。 [→『ラーク便り』61号44頁参照] |