*独立派修道院、デモ犠牲者に祈り
| 記事年月 | 2014年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 65 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-6. 東ヨーロッパ】 |
| 国名 | ウクライナ |
| トピック | |
| 記事タイトル | *独立派修道院、デモ犠牲者に祈り |
| 本文テキスト | 首都キエフの丘に建つ聖ミハイル黄金ドーム修道院には、2013年11月~2014年2月にかけて、欧州連合協定への署名を棚上げしたヤヌコヴィチ政権に抗議するデモで治安部隊と衝突し、負傷した人々が保護を求めて逃げ込んできた。ウクライナ正教会独立派(キエフ総主教を長とし、ロシア正教会からの独立を旨とする)の同修道院の聖職者はデモ隊と政治的立場を同じくしており、逮捕の危険があるため病院に行けない負傷者を保護し、傷の手当などを行った。治安部隊はデモ隊を匿えば修道院に踏み込むと聖職者を脅したという。衝突が激化した2月下旬、修道院には25人の遺体が安置されるに至った。現在、修道院では彼らをウクライナの独立を守った英雄と讃え、毎日、魂の平安を祈る儀式が行われている(東京・夕10/23)。 |