*急速に広がる「送骨」
| 記事年月 | 2014年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 65 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | 11月 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | 中外日報 |
| 記事タイトル | *急速に広がる「送骨」 |
| 本文テキスト | 遺骨を郵便で送り、合同供養墓などに納める「送骨」が急速に広がっている。「遺骨を物として扱っている」との批判もあるが、その実情は次の通り。埼玉県熊谷市の曹洞宗見性院は6年前から3万円で永代供養を受け付け始め、現在は月に3~5柱が送られてくる。理由としては(1)墓を建てる予算がない、(2)離縁したので一緒の墓に入れられない、(3)墓を守る後継者がいない、(4)郷里の墓を維持できないなど、遺骨の置き場に悩んでいるという。またNPO法人「終の棲家なき遺骨を救う会」(東京)は、ここ2年間で約200柱の送骨に対応した。同会は「多くの人は申し訳ないという気持ちを持ちつつ、その人なりのベストを尽くしている」と話す。なお見性院も「救う会」もインターネットによって知られるようになった(28日付)。 |