*ロヒンギャ族の国民投票権を撤回
| 記事年月 | 2015年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 66 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
| 国名 | ミャンマー |
| トピック | |
| 記事タイトル | *ロヒンギャ族の国民投票権を撤回 |
| 本文テキスト | 2月11日、テインセイン大統領はイスラム教徒の少数民族ロヒンギャ族に発行していた一時身分証の廃止を発表した。ミャンマー政府はロヒンギャ族や中国系・インド系の一部住民を不法移民とみなして国籍を与えず、在留を認める一時身分証を発行していた。2月10日に成立した国民投票法が一時身分証の保持者にも投票権を認めていることに対し、仏教徒や僧侶らが強く反発したため、一時身分証そのものを廃止して沈静化を図ったものとみられる。ミャンマーでは、憲法改正や国会審議に軍の意向が強く反映される現行憲法(2008年に軍事政権下で制定)の改正機運が高まっており、国民投票法の制定はその準備過程として注視されていた(朝日2/13ほか)。 |