*コルモス 神道の道徳観めぐり論議

*コルモス 神道の道徳観めぐり論議

記事年月 2015年1月-3月
号数 66
媒体 専門紙
大分類 1月
国名 日本
トピック 仏教タイムス
記事タイトル *コルモス 神道の道徳観めぐり論議
本文テキスト  「現代における宗教の役割研究会」(コルモス)は2014年12月26~27日に京都市内で「倫理・道徳・宗教」をテーマに第61回研究会議を開いた。川村邦光・大阪大学教授は戦前の「修身」の教科書を引用しながら小学校は宗教施設、儀礼の場であり国家神道を「現人神カルト」と特徴づけ、敗戦後は「象徴天皇カルト」であると論じた。一方、菅野覚明・皇学館大学教授は神道の道徳観は忠君愛国であり、現在の道徳教育は「国家への忠誠と皇室への尊崇がない。そんなものは道徳ではない」というのが神道の本音であると語った。なおコルモス次期会長に大谷光真・浄土真宗本願寺派前門が就任することが同26日の理事会で決まった(8・15合併号。新宗教新聞27日付、中外日報7日付に同類記事)。
『ラーク便り』データベースの検索ページに戻る