*道徳の教科化シンポ 宗教系大学院連合
| 記事年月 | 2015年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 66 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | 1月 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | 中外日報 |
| 記事タイトル | *道徳の教科化シンポ 宗教系大学院連合 |
| 本文テキスト | 中央教育審議会は2014年秋に早くて3年後から道徳を教科に格上げする答申を文科省に提出した。これを受けて、京都・宗教系大学院連合は1月17日にキャンパス・プラザ京都で、小中学校における道徳の教科化をテーマにシンポジウムを開いた。参加者の「検定教科書を批判的に使う授業が、将来にわたって保障されるのか」という質問に、パネリストの森孝一・神戸女学院理事長は「積極的に取り組むべき」と「戦後の日本のキリスト教神学は、国や国家をどう考えるかを欠落させてきた。それぞれの宗教が自分の問題として、道徳の教科化に発言してほしい」と提言。一方、竹内明・仏教大学教授は「バランスの取れた検定教科書を使えば、問題視する必要はない」「善く生きる自己の追及のため、公教育に古典の精読と瞑想の導入を」と提案した(21日付)。 |