*国連防災世界会議で宗教者がパブリックフォーラム
| 記事年月 | 2015年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 66 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | 3月 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | 仏教タイムス |
| 記事タイトル | *国連防災世界会議で宗教者がパブリックフォーラム |
| 本文テキスト | 国連防災世界会議が3月14~16日に仙台市を中心に開催され、16日は世界宗教者平和会議(WCRP)日本委員会などによるパブリックフォーラム「防災と宗教」シンポジウムが行われた。WCRP日本委会長の庭野日鑛氏は復興計画でも防災でも短・中・長期の視点が大切であり、長期的に「人を育てる」宗教者の活躍を強調した。世界人道サミット事務局長のジャミラ・マウモッド氏は「宗教界は人道支援が届かない所にもアクセスできる可能性がある」と語った。大震災による体験発表、被災者の心のケアや死者の弔いを行う「心の相談室」、移動図書館による被災者支援の活動ぶりが報告され、学者、ジャーナリスト、宗教者のシンポジウムも行われた。また提言文では、「(災害の際、宗教者の)行政や自治会、教育機関、民間団体など地域の社会的アクターとの常日頃からの連携は、災害時には、心身両面をケアすることができる包括的な救援プラットフォームとして機能する」とある(26日付、4月2日付。新宗教新聞、中外日報3月18日付に同類記事)。 |