*「心の相談室」と被災地の4年を語る
| 記事年月 | 2015年1月-3月 |
|---|---|
| 号数 | 66 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | 3月 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | 中外日報 |
| 記事タイトル | *「心の相談室」と被災地の4年を語る |
| 本文テキスト | 2011年4月に宮城県に創設された「心の相談室」は、その活動を踏まえて2012年に東北大学において「実践宗教学寄附講座」が開設され、「臨床宗教師」の養成も行ってきた。その活動に関わってきた東北大学教授の鈴木岩弓氏、宮城県栗原市・曹洞宗通大寺住職の金田諦応氏、日本基督教団仙台市民教会主任担任教師の川上直哉氏(仙台キリスト教連合被災支援ネットワーク事務局長)による座談会。発言を紹介する。「(同相談室は)超高齢多死社会を迎えた日本において今後、公共空間で宗教者がどう動くかを考える一つの試金石となり、その切り口をつくった意義は大きい」(鈴木氏)。「各宗教の包容力や苦しみへの向き合い方を競うような形で協力できたことは幸いだった」(川上氏)。「法衣を脱いで、もう一度ゼロからやり直そうと思わされた。実際そういった宗教者は多かったと思う」(金田氏)(11日付。関連で20日付に<「震災と宗教者の役割」シンポジウム 臨床宗教師の可能性問う>)。 |