*中央アジアへの「イスラム国」の浸透
| 記事年月 | 2015年4月-6月 |
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| 号数 | 67 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | タジキスタン |
| トピック | |
| 記事タイトル | *中央アジアへの「イスラム国」の浸透 |
| 本文テキスト | タジキスタンの内務省特殊部隊指揮官及びその部下6人が、「イスラム国」への参加を表明する動画を5月27日に公表した。動画では、指揮官であるハリモフ警察大佐が「タジキスタンではイスラム教徒の権利が侵害されている」、「『イスラム国』のために死ぬ用意がある」と発言した。タジキスタンではソ連からの独立直後に、政府側の旧共産党勢力とイスラム勢力を含めた反政府勢力の内戦が発生しており、現在でもラフモン大統領の長期政権下で、国民の不満がイスラム過激派の勢力の伸長に結びついているとみられる。現在、タジキスタンからは300人以上が「イスラム国」に流入しているとされる。また、近隣のウズベキスタン、キルギスからも数百人の参加者が推定されるなど、「イスラム国」は中央アジアでも勢力を拡大している(毎日5/31ほか)。 |