*バーン司教ら列福への動きが本格化
記事年月 | 2015年7月-9月 |
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号数 | 68 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
国名 | 韓国 |
トピック | |
記事タイトル | *バーン司教ら列福への動きが本格化 |
本文テキスト | 8月19日、韓国の列福列聖司教特別委員会の委員長アン・ミョンオク司教(マサン教区)は特別談話を発表し、「近現代の信仰の証し人」81人について列福に向けたこれまでの経緯を説明、列福対象者の予備調査を行うことを明らかにした。また同委員会は「近現代の信仰の証し人」の名簿と写真を公開し、広く情報提供を呼びかけた。81人は主に南北分断と朝鮮戦争の時期に殺されるか行方不明になった信仰者らで、その中には京都使徒座知牧区の区長を務め、後に駐韓教皇庁使節になったパトリック・バーン司教(メリノール宣教会)も含まれる。 米国人バーン司教(当時は神父)は1935年から日本で活動するが、その前は平壌周辺で宣教し、47年に朝鮮半島に移り、49年に教皇庁使節となり司教に叙階された。50年に北朝鮮軍に捕らえられ、150kmにわたる行進を強要される中、飢えと寒さで肺炎にかかり70歳で亡くなった(カトリック9/6)。 |