*ホロコースト生存者の4人に1人が貧困
| 記事年月 | 2015年7月-9月 |
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| 号数 | 68 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | イスラエル |
| トピック | |
| 記事タイトル | *ホロコースト生存者の4人に1人が貧困 |
| 本文テキスト | ナチス・ドイツによるホロコーストの生存者で、イスラエルに移住した人々のうち、約24%にあたる約4万5千人が、政府が貧困ラインとする月3千シェケル(約9万6千円)以下の生活を送っている。ホロコースト生存者とは、強制収容所から生還した人、対ナチス・ドイツ抵抗運動に参加した人、旧ソ連に避難していた人々を指し、2015年時点でイスラエルには約18万9千人が暮らしている。うち7割が女性で、平均年齢は83歳。イスラエルには支援金制度があるが、移住した時期や強制収容所に入っていたかで額が大きく異なる。困窮者の割合は2014年と2015年を比べても悪化しており、政府は2014年、生存者向けの福祉予算を従来の30億シェケルから40億シェケルに引き上げた(読売8/11)。 |