*ムスリム同胞団の解体と変容

*ムスリム同胞団の解体と変容

記事年月 2015年7月-9月
号数 68
媒体 国外
大分類 【B-4. 中東・西アジア】
国名 エジプト
トピック
記事タイトル *ムスリム同胞団の解体と変容
本文テキスト  エジプトを中心に活動するムスリム同胞団は、2013年のモルシ政権崩壊まで、同胞団の最高指導者(モルシド)を頂点とする統制されたピラミッド型組織であった。ムバラク政権を退陣に追い込んだ2011年のデモの際は、「イスラムこそが解決だ」というスローガンのもと、その組織力や動員力が注目され、草の根的なネットワークが効力を発揮した。しかし、2013年の軍事クーデター以降、同胞団は解体され、組織はクラスター化している。2013年以降頻発するテロ事件の多くは、組織の統制が効かない数人単位の集団が自律的に行っているものが多いと伝えられる(産経7/23ほか)。
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