*オランダNGOが妊娠中絶薬をドローンで配達
| 記事年月 | 2015年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 68 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-6. 東ヨーロッパ】 |
| 国名 | ポーランド |
| トピック | |
| 記事タイトル | *オランダNGOが妊娠中絶薬をドローンで配達 |
| 本文テキスト | オランダの市民団体「ウーマン・オン・ウェーブズ」は6月、宗教上の理由から1993年以来人工妊娠中絶が原則的に違法とされているポーランドで、中絶用の経口医薬品をドローンで配達するパフォーマンスを行った。カトリック系保守紙『ナシュ・ジェンニク』は、これを胎児を殺害する「死のドローン」と批判、ナチスが占領時代に妊娠中絶を推奨したことまで引き合いに出し猛反発した。法律上、性犯罪の被害者や母体が命の危険にさらされる場合などには中絶が認められているが、保守派の批判や訴訟を怖れ、医師や病院が人工中絶処置を拒否するケースが後を絶たない。年間5万人ものポーランド人女性が国外で中絶処置を受けているとの統計もあり、それを目的とするパッケージツアーも販売されている(Newsweek7/7ほか)。 |