*宗教教誨シンポジウム 死刑制度に疑問も
| 記事年月 | 2015年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 68 |
| 媒体 | 専門紙 |
| 大分類 | 7月 |
| 国名 | 日本 |
| トピック | 仏教タイムス |
| 記事タイトル | *宗教教誨シンポジウム 死刑制度に疑問も |
| 本文テキスト | 龍谷大学矯正・保護総合センターは7月11日にシンポジウム「宗教教誨の現在と未来―日本人の宗教意識」を開催し、本願寺派の大谷光真前門も登壇した。第1部の「科学の時代における宗教の役割―矯正・保護と宗教活動」において大谷前門は凶悪犯罪が減少傾向にあることについて「警察や法律の力だけではない。もっと別のものがある」と、日本人の宗教心や道徳心を示唆した。第2部は「犯罪と宗教教誨」、第3部は意見交換が行われ、大谷前門は、「五戒の1番目に不殺生戒がある。経典を見ると、奪人命戒との表現も出てくる。経典には相手のことは出てこない。相手が善人・悪人ということではなくて、人の命を奪ってはいけない戒めと、私は解釈している」と死刑に疑問を呈した(23・30日合併号)。 |