*覆面デモ禁止発言をめぐる是非
| 記事年月 | 2015年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 69 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
| 国名 | 韓国 |
| トピック | |
| 記事タイトル | *覆面デモ禁止発言をめぐる是非 |
| 本文テキスト | 11月24日に朴槿恵(パククネ)大統領が閣議で「覆面デモはできないようにすべきだ。(過激派組織の)イスラム国(IS)もそういったことをしている」と覆面デモの禁止を訴えた。国会では与党セヌリ党が覆面着用を禁止する法改正の構えを見せているが、野党の新政治民主連合が集会の自由などの観点から反発している。デモや集会で覆面着用を規制することの是非をめぐる論争の発端は、同月14日にソウルで政策への反対を訴える覆面をしたデモ参加者と警官隊が衝突、数十人が負傷したことにある。12月5日にソウル中心部で行われた労働組合主導のデモでは、参加者の大半が仮面をつけて「覆面禁止」への反対の意思表示をした。なお、国民の間では覆面着用者による暴力的なデモへの批判がみられ、韓国ギャラップ社の世論調査の結果によると覆面着用を禁じる法改正への賛成は60%、反対は32%だった(毎日12/7ほか)。 |