*不敬罪適用乱発に批判
| 記事年月 | 2015年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 69 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
| 国名 | タイ |
| トピック | |
| 記事タイトル | *不敬罪適用乱発に批判 |
| 本文テキスト | 12月14日、フェイスブックで国王の愛犬を中傷したことが不敬罪にあたるとして、20代の工場勤務の男性が軍事裁判所で起訴された。不敬罪が認められれば、最長で禁固37年に処せられる。近年、軍事政権による不敬罪の適用乱発が指摘されており、2006年以降の不敬罪適用事案を記録してきた国連人権高等弁務官事務所は、量刑が近年ますます重くなっていると批判している。政権は12月9日、不敬罪乱発を批判した米国駐タイ大使についても不敬容疑で捜査していると発表。現地の専門家は、軍政が批判に過剰反応する背景として、プミポン国王の健康状態の悪化と王位継承問題に絡んだ権力闘争を挙げている(赤旗12/22)。 |