*首都近郊からISが撤退
| 記事年月 | 2015年10月-12月 |
|---|---|
| 号数 | 69 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
| 国名 | シリア |
| トピック | |
| 記事タイトル | *首都近郊からISが撤退 |
| 本文テキスト | 12月24日、シリア人権監視団は、アサド政権と「イスラム国(IS)」が首都南部のヤルムーク地区からIS戦闘員を撤退させることで合意したと発表した。ヤルムーク地区にはシリア最大のパレスチナ難民キャンプがあり、2015年4月にISが侵攻していた。撤退合意は国連の仲介によるもので、北部の支配地域の戦力を補強したいISと、首都近郊の支配を強化したいアサド政権の利害が一致したとみられている。IS戦闘員およびその家族合わせて約4千人が、ISが「首都」と見なす北部ラッカに移動する。12月9日には反体制派勢力が中部の要衝ホムスからの撤退を始めた。撤退合意による支配地の分割が続けば、国家分裂を招くとの懸念も出ている(朝日・夕12/26ほか)。 |