*オカルト・ブームとその背景
記事年月 | 2015年10月-12月 |
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号数 | 69 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | ノルウェー |
トピック | |
記事タイトル | *オカルト・ブームとその背景 |
本文テキスト | 教会に行かないだけでなく、神の存在も懐疑する人が多い同国で、亡霊や精霊の存在については、王族から若者まで多くの人が日常的に口にする。オスロ市は11月にオカルト愛好家やニューエイジャーらが集う「オルタナティヴ・エキスポ」のホストとなり、モス市役所は「心霊ツアー」を運営する。日曜日に放送されるTV番組「精霊のパワー」は10クール目に突入した人気番組で510万人が視聴しているとされるが、これは教会に行く人の2倍の数である。「神が去った後の精神の空白をそのような存在が埋めている」と説明する学者もいるが、同国最大教派であるルター派の聖職者は、そもそも悪霊祓いの儀式は教会に根付いており、牧師が信徒の求めに応じて一般に行うことと話す(International New York Times10/26)。 |