*特別聖年スタート、厳戒のローマ
記事年月 | 2015年10月-12月 |
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号数 | 69 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | バチカン(聖座(Holy See)) |
トピック | |
記事タイトル | *特別聖年スタート、厳戒のローマ |
本文テキスト | 12月8日朝、教皇は「聖年」だけに開かれるサンピエトロ大聖堂の「聖なる扉」を開き、正式に「特別聖年」の開始を宣言した。ミサには伊大統領や首相など、約7万人が参列した。聖年は信者の過ちに特別な赦しを与えるもので、1300年に始まり、当初は50年おき、次いで25年おきに行われてきたが、教皇の権限でそれ以外に「特別聖年」を制定することができる。2500万人の巡礼者の来訪が見込まれるが、今回は準備期間が1年もなく、バチカンが予算を計上していなかったこと、欧州各地で過激派のテロが相次いでいることから、ローマ市当局や警備関係者は対応に大わらわとなっている。聖年の間、ローマ上空でのドローンの使用やサンピエトロ広場周辺への車両の乗り入れが禁じられ、広場周辺には金属探知機も設置された(毎日12/9ほか)。 |